ここが私のターニングポイント #5 Emilie

身近な人のターニングポイントについてリレー形式でバトンを渡していく企画「ここが私のターニングポイント」。パタンナーから転身し自身のブランドを立ち上げたドレスメーカーのEmilieさん。

「いつか叶えたい」と思っていたことを現実にしていくには、時間が必要。

すぐに形にならなくても続ける気持ちがあるかどうか。 


◆Profile◆

Emilie(@carlier_couture)/ドレスメーカー/30代

拠点:東京 


Q1:あなたの人生の『ターニングポイント』は何歳頃?

「20代の最後に、今まで企業の中で働いていた自分とは無縁のフリーランスという生き方を考え始めました。フランスから帰国し、日本で企業パタンナーとして働いて3年目の時でした。」 

Q2:『ターニングポイント』となった出来事をできる限り具体的に教えてください。

「パタンナーという仕事は好きでしたが、パートナーと家庭を持ちたいとずっと思っていたので、30代、40代になっても自分らしく働き続けられる方法について少しづつ考えていました。そんな中、友人からウエディングドレス製作依頼を受け、何着か作っていくうちに、『ドレスのオーダーを受けて製作する』という小さい頃からの夢を諦めきれていないこと、オートクチュールのドレスにも関わっていたパリでの就業経験を活かしたいという気持ちがあることに気がつきました。前職ではお客様と接することがなく、もどかしく感じることが多々あったので、1対1の対話の中から作り上げるオートクチュール、仕立て服というスタイルに迷いはありませんでした。」 


Q3:『ターニングポイント』で感じた不安、恐怖、悲しみをどのように乗り越えた?

「一番の恐怖は、無名だった私に『果たして依頼がくるのだろうか?』ということでした。始める時に背中を押してくれたパートナーをはじめ、友人や家族に思いの丈を沢山ぶつけました。幸せなことに応援してくれる人ばかりで、オープン当初から手伝ってくれたり、お客様になってくれたり(ワンピースなども仕立てています!)、さまざまな方々の助けにより、不安を乗り越えスタートすることができたと思っています。」 

Q4:『ターニングポイント』を機に、キャリアアップするために必要な要素とは何だと思いますか? 「リスクヘッジは必要だと思います。しかし一方で、飛び込んでいく勇気、信頼できる人の存在も必要だと常々感じます。そしてフリーランスは山あり谷ありの大冒険なので、時間を忘れて熱中できることは何か、すぐに形にならなくても続ける気持ちがあるか、を知っておくことも大切だと思います。」 

Q5:『ターニングポイント』を過ぎ、最も得た学びとは?

「毎日が早すぎて、『ターニングポイントを過ぎた』という実感は正直まだありません。フリーランスになってまだ日が浅いこともあり、今でも毎日が試行錯誤、学びの日々です。でもひとつ言えることは、やってみなきゃわからない!ということ。初めて何のつながりもなかった花嫁さまからご依頼をいただいた時、フリーランスになって良かった…本当にそう思いました。それから、わたしの場合1人で作業する日々が続くことも多いので、同じ分野の仲間や異分野のプロフェッショナルと接して、いい刺激をもらうことです。」


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