自由に生きる働き方のヒント #5

ポジティブ思考の落とし穴...!?

女性がもっと自由に、自分らしく生きながら働けるようになるには?というテーマで働き方のヒントを探る本企画。今回は代表Mutsumi(@mutsumilee)が、ポジティブ思考の落とし穴を解説。

多くのフリーランスの女性と仕事をしていて感じるのは、彼女たちがポジティブに物事を受け入れる能力が高いことです。とても良いことのように思えますが、一方でそこから起こるトラブルも絶えません。

一体どういうことか、解説したいと思います。


物事は、表と裏という単純な構造ではありません。

1つ1つ複雑な形状をし、様々な側面をもっています。ある1つの判断をする際に、答えはYesかNoだけだとしても、その判断にはミラーボールのように様々な角度で反射する事象をしっかりと覗く必要があります。このYesによって、その後どのような事態が起こりうるか、様々な角度から考えを巡らせる。


光の当たらない影の部分もしっかりと認識する作業が必要です。

ポジティブな面だけを見て受け入れてしまうと、思わぬトラブルが次々と起こってくる場合があります。個人的なことなら好きな判断でいいと思いますが、チームワークで仕事をしていたり、クライアントワークであったりしたらどうでしょうか? 


ポジティブな面だけを見て判断する癖がついていると、リーダーシップに大切な能力も身につかないと思っています。


仮に、小さなボートに自分のチームメンバーを乗せて太平洋を横断するミッションがあったとします。ボートの種類や準備する道具、ルート選びに至るまで船長(リーダー)の判断ミスによってメンバー全員が命を落とす可能性があります。


リーダーとは、物事をあらゆる角度で見つめ、今ある状況で最善の判断を下す必要があります。物事を表裏だけだと思い込み、ポジティブな方を選ぶだけでは、リーダーに必要な能力は備わりません。


現在lander labo編集部でも、この点が大きな課題だと感じています。女性の管理職(リーダー)を増やすように社会に訴えるだけではなく、自身の足元を見つめ、身につけるべきスキルや意識を強化する。そうでなければ、社会にアプローチするアクションには繋がりません。


フリーランスという働き方や女性たちが持つポテンシャルを提示するにも、自分自身に対峙することが不可欠です。人生という大冒険へ漕ぎ出すためにも、視野を広げ、光のあたらない場所へ目を向けることを忘れないようにしたいものです。



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